ミジンコの卵を手に入れた
かれこれ半年近く、上の90cm水槽と戦っている。
もういっそリセットした方が早いのでは、という家人の言葉は聞き流しつつ、色々と試してきた。
試す中で、ヤマトヌマエビを投入するものの先住民のハーフオレンジレインボー達に食われたり襲われたりして全滅した。そのためサイアミーズとオトシンしか苔取り生体がいない。
現状の課題として、藍藻をなんとかするために、まず水の白濁を解消したい。
白濁りに見える水は、おそらく植物性のバクテリアだと思われるのだが、48時間消灯したり、ブラックホールを入れたり、それ専用の薬剤を入れたりしてきた。どれも効果がなかった。
不思議なのが、消灯して暗い間に濁りが強くなることだった。
植物性のプランクトンなら、明るい間に増えそうなものなのだが。
仮説としては、明るい間に水草が光合成して、白濁りに何かしらの作用してくれていることかと思うが、確証はない。
うんざりしているなか、ごちゃごちゃと考えていて、最近取り憑かれた考えがある。
「そうだ、ミジンコを入れよう」
すごくいい考えじゃないかと思った。
寝不足過ぎて、ずっと深夜のテンションのせいかもしれないが、とてもクレバーでさえてるただ一つのアイデアだと思った。
ミジンコなら、植物性プランクトンを餌にするし、熱帯魚の餌にもなる。しかも田んぼで捕まえればタダだ。
そう思ってからは早かった。
近所の田んぼにペットボトルを持ってミジンコ探しだ。
しかし、ミジンコはいない。
簡単に見つかるだろうと思われたミジンコだったが、思いの外いない。
子育てで時間もない。ポチッだ方が早い。
そう判断し、本日Amazonで購入したミジンコの卵。
さて、一週間もあれば孵化するようだが、そううまくいくか。
失敗したら目も当てられないので、とりあえず少しの卵から始めてみた。
楽しみである。